医院ブログ
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暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
皆さまは、熱中症対策をされていると思います😎🌟
そして、熱中症対策としてスポーツドリンクを飲んだり、塩あめを舐めたりされる方もいらっしゃると思います。
飲んだり、食べたりした後、しばらくすると・・・・
歯の表面が“ぬるぬる”もしくは“ざらざら”してきた経験はございませんか?
それは、プラークです😯❕
プラークとは歯垢のことですが、文字通り歯についたよごれのことです。
その汚れの正体は、食べ物の残りカスなどが歯の表面に付き、細菌が繁殖した塊です💦
白くて(黄色っぽいものもあります)そして、粘度があります。
プラーク1mg中、約300種類、1億個もの細菌が存在しています。
???プラークは食後どのくらいで付き始めるのでしょうか???
食後、8時間程度で着くとされています。
そんなプラークですが・・
放置していると・・・オレンジプラークになってしまいます🍊😨
先ほど、プラークは白くて粘度があると言いましたが、そのプラークをみがき残しなどで更に長時間放置すると“オレンジプラーク”というオレンジ色の成熟した頑固なよごれになります。
特にお子さまに多く、大人も付く可能性は充分にあります。
原因は・・・
です!!!
オレンジプラークもプラークも、落とし方はブラッシング・・
つまり歯みがきです🪥
粘着力があって水に溶けないので、うがいでは落ちません💦
ただ、歯間は歯みがきだけでは落としきれないので、適宜、糸ようじや歯間ブラシを使ってケアしていきましょう😌
プラークはむし歯や歯周病の原因となります。
食後のお口の中は、酸性になる為、歯のカルシウムが溶けてしまいますが(脱灰)
表面のみ、または短時間の脱灰だと、唾液の作用により再石灰化し歯を修復します。
自然に修復してくれるんですね~😊
ですが!!!
プラークが長時間ついたままの状態で放置する・・・また、脱灰が深いところまで進行していると、修復が追いつかなくなり、歯に穴があいてしまいます。
それが虫歯です😖
また、お砂糖はプラークが歯につきやすい環境を作ります。
スポーツドリンクや、あめ、普段している食事の中にもお砂糖が入っていることが多いです。
特に、和食はお砂糖が使われることが多いですよね~😯
プラークは、歯の表面だけでなく歯のキワ・・歯ぐきの境目にもたまります。
細菌は歯ぐきから、歯をつたって歯の根元まで侵攻し、繁殖していきます。
細菌の発する毒素が歯を支えている骨を溶かしてしまうのですが・・・
それが歯周病です😥
プラークは百害あって一利なしです😭
オレンジプラークが溜まりすぎると、歯みがきだけでは落としきれない場合があります。
はやめに歯医者で診てもらってくださいね🦷✨