甲子園口 歯医者のコラム

こんにちは！！
「甲子園口しまはら歯科」院長の島原淳です😄
まだまだ暑い日が続きますが、皆様体調はいかがですか？？

今回は「オーラルフレイル」について説明します。

オーラルフレイルとは
→お口の機能が、健康な状態と機能が低下している状態の間にあり、可逆的であることが大きな特徴の一つです。
オーラルフレイルの始まりは、滑舌の低下、食事などの食べこぼし、わずかなむせ、咬めない食品の増加、口の乾燥など、ほんの些細な症状であり、見逃しやすく、気付きにくい特徴があるため注意が必要です。

オーラルフレイルは身体的フレイル（全身の虚弱）の入り口だ言われており、ある追跡評価で、オーラルフレイルの人はそうでない人と比べ、２年以内に身体的フレイルを発症する確率が約２.４倍、４年以内の死亡リストは約２倍ということが分かってきました。

つまり、オーラルフレイルにならない為に、歯周病菌やむし歯などで歯を失った場合には、適切な処置を受けることはもちろん、定期的に歯やお口の健康状態をかかりつけの歯科医師に診査してもらうことが非常に重要です。

またオーラルフレイルの簡易的なセルフチェックが
①自分の歯の本数は２０本未満か
②半年前と比べて硬い物が食べにくくなったか
③お茶や、汁物などでむせることがあるか
④お口の渇きが気になるか
⑤普段の会話で言葉をはっきりと発音できないことがあるか
という５項目があり、２項目以上該当するとオーラルフレイルとされています。

オーラルフレイルに該当された方は早めに歯科医院を受診し、歯科治療やメインテナンスを初め、お口の体操や食事の指導を受けられることをお勧めします。

オーラルフレイルを予防することで健康寿命を延ばし、いつまでも笑顔で楽しい生活を送れるようにしましょう。

まだまだ暑い日が続いております。皆様お気をつけてお過ごしくださいませ。

気になることがございましたら、いつでもご相談ください！！
お待ちしております。