甲子園口しまはら歯科

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子どもの歯の突起には注意が必要❓

皆さんこんにちは!歯科衛生士のFです✨
9月になりましたがまだまだ暑いですね。
季節の変わり目で体調崩しやすいときですので気を付けて下さいね😣

 

突然ですが、皆さん中心結節(ちゅうしんけっせつ)という言葉を聞いたことはありますか❓
大体11歳~12歳のお子様の乳歯が永久歯に生え変わった時に見られる歯の形の一つです。
歯のどこに出来るかというと奥歯の咬む面(咬合面)です。
形は円錐状もしくは短い棒状の形しています。

 

好発部位(よくできやすい部位)は下顎の第二小臼歯(5番目の歯)・次いで下顎の第一小臼歯(4番目の歯)と上顎の第二小臼歯(5番目の歯)とされています。
また、左右対称にみられるためお子様によっては上下複数本で出現する可能性もあります。
ちなみに中心結節の出現率は1~4%です。

 

 

そして、この中心結節を放置してしまうと後々厄介なことになりやすいので注意が必要です❕

 

 

放置するデメリットは2つあります。
①突起状になっているため、食べ物を噛んだ時などに折れやすいです💦
中心結節内部に歯髄(歯の神経)が通っているため折れてしまうと、歯髄炎という神経の炎症が起き最終的に歯髄が死んでしまう可能性があります😣

②突起状になっているため、噛み合わせに影響が出る可能性があります💦
噛み合わせが悪化すると、歯並びやプラークコントロールに影響する可能性があります😣

 

そのため中心結節が見つかった際に正しい治療が必要です❕

 

治療法として2つあります。
① 中心結節を補強する
折れにくいように突起の周りをレジン(硬質プラスチック)で埋める治療です。
周りを補強すれば折れてしまうリスクはほぼ無くなります❕
現在歯科で最もオーソドックスな治療です。

② 中心結節を少しずつ削る
数カ月~半年に一度露髄しないレベルで少しずつ削っていく治療です。
このような治療をしていくと、表層まで伸びている神経の壁が徐々に厚くなり歯の表層から神経が遠ざかっていくというものです。

 

 

中心結節が折れてしまった!ということを未然に防ぐためにも定期検診でチェックは大事になってきます🦷
もしお子様のお口の中に「これは中心結節なのかな?」という歯がありましたら遠慮なく当院でご相談して下さい😊

 

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