医院ブログ
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こんにちは。甲子園口しまはら歯科、歯科衛生士のFです。
新年度が始まりもうすぐ1ヶ月ですね!
毎年この時期に行われる学校歯科健診。
どんなところを確認して何を目的としているのか皆さんご存知ですか??
今回は学校歯科健診についてお話ししていきます!
学校歯科健診で確認していることは…
①歯の状態
虫歯があるかどうか。乳歯の生え変わりの状態の確認など。
②歯肉の状態
歯肉炎の状態のチェック。歯茎の炎症はないか。歯石は付いていないか。
③歯垢の状態
歯ブラシはしっかりできているか。
④歯列・咬合
歯並び、噛み合わせに異常はないか。
⑤顎関節
顎の関節の状態に異常はないか。
⑥その他
その他気になることはないか。
これからの①〜⑥の項目について目視によって健康・要観察・要治療/要精密検査の3段階に振りわけしていきます。
学校歯科健診の目的はスクリーニングをすることであり確定診断をするものではありません。
スクリーニング検査とは、多数の中から「特定の病気、疾患の疑いがある人」の早期に発見し、早期の治療につなげることを目的としています。
学校歯科健診で紙を貰ったのに虫歯はなかったとというのはこの事が原因です。
反対に学校歯科健診では異常なしだったのに虫歯があったという経験をされた方もいると思います。
学校歯科健診は限られた時間、限られた環境で目視のみによる健診になります。
確実に診断するのであれば、十分な明るさの照明がありレントゲンなどの機器が揃っている歯科医院での検診をおすすめします。
気になることがあればいつでもご相談ください☆