西宮市甲子園口の歯科・歯医者|甲子園口しまはら歯科

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TCH(上下歯列接触癖)とは?

こんにちは! 甲子園口しまはら歯科 歯科衛生士のYです🌟

もうあっという間に5月も後半で、もう少しで梅雨の時期を迎えますね🌧️

風邪などで体調を崩さないように気をつけてくださいね!

 

今回はTCH(上下歯列接触癖)についてお話させていただきます。

皆さまは普段日中のお仕事中や勉強中、何かをしているときに限らず噛みしめや食いしばりをしていませんか?

通常、上下の歯は1~3mm程度離れているもので、食事をするときや会話をするときにわずかな時間接触する程度と言われています。

それ以外の時に噛みしめや食いしばりをしてしまうなどの、非機能時であっても上下の歯が接触し続ける癖をTCH(上下歯列接触癖)といいます。

TCHを日常的に行っていると、咬筋や舌筋の疲労が起こったり、歯への負担がかかったり顎関節症のリスクが高くなると言われています。

TCHは緊張しているときや集中しているときに起こりやすいですが、なかなか自覚するのは難しいです。

 

判定方法の1つでご自身のTCHの有無を1度確認してみましょう⬇️

背筋を伸ばした状態で椅子に座り、目を軽く閉じた後くちびるを閉じます。

その状態でどこか噛んでいるか、触れている歯があるか?または、離れているかを確認します。

いずれかの歯が接触している場合はTCHの可能性は高いです🦷🌀

どの歯も接触していなければTCHの可能性はない、もしくは低いです🦷✨

 

TCHの改善方法として3つお伝えします!

1.動機づけ

通常、上下の歯は離れているもので歯が接触している時間は1日のなかで20分程度しかないのが通常で、それ以上になると必要以上お口の周りの筋肉を使っていることになりからだに良くないことについて知っていただくことや、実際に噛んだり離したりしてみて咬む筋肉が収縮しているのを確認して自覚していくことが大切です!

 

2.意識する訓練

「歯を離す」と書いた貼り紙(リマインダー.付箋)などを使って、日常生活のなかで無意識に行っているTCHに気づくようにしていきます。

10か所以上に貼ることがおすすめです!

 

3.反応し改善していく訓練

リマインダーなどによって日常生活のなかのTCHに気づいたら、心身をリラックスさせるようにします。

もし歯が接触していた場合は⬇️

まず歯をぐっと噛みしめながら鼻から大きく息を吸い込み、それに合わせて両肩を上げる。

次に、一気に息を吐き出しながら肩を落として力を抜きつつ歯を離す。

を1回だけ行うようにしましょう!

また、2.3を繰り返すことでリマインダーが無くても歯の接触に気づけるようになり、それによって歯を離すことが出来て接触時間が減っていきます!!

 

仕事中や学校生活、日常生活でスマホやパソコンを見ることも多く無意識に食いしばってしまうことはよくあることで癖を改善するのは難しいことですが、もし当てはまったかたはぜひ1度改善方法をお試しください🙌🏼

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