医院ブログ
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こんにちは😄
「甲子園口しまはら歯科」院長の島原淳です。
新年明けて3週間ほど経ちましたがまだまだ寒い日が続きますね🥶
インフルエンザも流行っていると思います。皆様体調にはお気をつけてお過ごしくださいね☺️
今回のテーマは歯の切削です🦷
歯を削ることを切削と言います。
むし歯は削って詰めて治すイメージが患者様にはあると思います。
しかし…
歯科医師はむし歯を見つけてもすぐには削りません。
まずは削ることが必要かどうかの判断をします!!
判断基準は
①むし歯となっている歯の状態
②歯の質、歯並び、他の歯の状態
③歯茎の状態、唾液の性状、舌や口の粘膜の状態
④年齢、全身疾患、生活習慣や生活環境、歯の健康への関心度
⑤定期検診を受診しているかどうか
など口腔内環境を調べた上で判断することが多いです。
口腔内環境が良い患者様に、もし小さなむし歯が見つかった場合、すぐには削らずに次の定期検診まで様子を見てから判断することもあります。(ちなみにむし歯になると勝手に治癒することはありません)
逆に口腔内環境が悪い患者様の場合はむし歯のリスクも上がるため削って治療をしていただくことが多いです。
(先生の考え方、患者様の希望もあり様々ですが、当院の場合はどちらにせよ患者様と相談して決めていきます)。
口腔内環境が良ければ、むし歯や歯周病のリスクが下がるだけでなく、小さいむし歯を削ることなく経過観察することもできるかと思います。
むし歯になりたくないし、治療が必要な状態には、誰しもなりたくはないと思いますが、完璧にとは難しいものだと思います。
そうなってしまった時に、口腔内環境が良ければ大きな切削をしなくて済む可能性が高くなると思います。
良い状態を保つためには毎日の口腔内の清掃と全身的な健康状態の管理、定期的な歯科検診を受診することが大切です。
かかりつけの歯科医院でしっかりと自分の状態を教えてもらい、指導を受けるように心がけていただければと思います。
気になることがございましたらお気軽にご相談くださいませ😄