医院ブログ
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こんにちは。
甲子園口しまはら歯科、トリートメントコーディネーターのSと申します。
今日は、親知らずを抜歯した後の食事や注意点などのお話をしたいと思います。
患者様からも歯を抜いた後はどのくらい腫れるのかお酒はいつ飲めるのかなどご質問を頂きますのでご紹介致します。
私も先日、右下の親知らずを抜歯して頂いたところなので、皆様のご不安な気持ちに少しでも寄り添えるようお伝えさせて頂ければと思います。
まず、抜歯といっても簡単に抜ける歯もあれば、難しい歯もあります。
それによって、抜歯後の症状も違ってきます。個人差はありますが、お痛みは1日~4日程、腫れた場合は4日~1週間程続くこともあります。
そして、抜歯後は歯ぐきに穴が空いている状態になりますので、刺激で傷口が痛んでしまうことがあります。
お口の中の状態を見ながら、食事を取らなければなりません。
抜歯後、順調に治癒していれば、穴に血が溜まりかさぶたの代わりとなり穴が塞がれていきます。
反対に、抜歯後の治癒不全で穴が塞がらない状態(ドライソケット)になると、強い痛みが続くだけではなく、傷の治りも遅れてしまいます。
穴が塞がるのを定着させるためにも抜歯後の食事選びはとても重要です。
抜歯直後の食事は?
抜歯後は新しく骨や歯肉をつくるための栄養素が必要になります。
また、出血により鉄分も失われていますので、そういったものを補えて、かつ食べやすいものをお選び頂けたらと思います。
刺激が少なくあまり噛まなくても良い柔らかい食べ物を中心に取ることをおすすめ致します。
ex)ビーフシチューやクリームシチュー、玉子スープ、茶碗蒸し、ヨーグルトやゼリー、 おかゆetc…
抜歯治療後に避けて頂きたい物は?
・アルコール
アルコールの血管の拡張作用によって血が止まりにくくなってしまいます。
少なくとも、抜歯後12時間はお酒を避けるようにお願い致します。
・辛い食べ物、固い食べ物
傷口を刺激してしまう恐れがある為、避けて頂くことをおすすめ致します。
・麺類、ストロー
吸う動作によって傷口のかさぶた代わりのものが取れてしまうことがあります。
抜歯前・抜歯後はスタッフが注意事項をご説明致します。
ご不安なことやご質問等あればいつでもおっしゃってくださいね。