医院ブログ
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こんにちは、甲子園口しまはら歯科、歯科衛生士のMです。
すっかり春になって、過ごしやすい気候になりましたね✨
もう夏日に近い日も出てきたので、季節はあっという間に進んでしまいますね💦
今回は先日、担当している患者様からご質問があった、洗口液と液体歯みがきの違いについてお話したいと思います。
まず洗口液についてです🌟
洗口液は口を爽快にしたり口臭を防いだりなど、歯みがきの補助的なツールとして手軽に使えるアイテムです。
使い方は、口に含んで吐き出すだけで使用シーンを選びません。
歯みがきの仕上げとして使うことが望ましいですが、
どうしてもブラッシングをする時間がないときは、洗口液を使うだけでも多少は汚れを落とすことができます。
時間がないときや口臭が気になるときに使われることをオススメします✨
つぎに液体歯みがきについてです♫
液体ハミガキは、その名の通り、液体タイプの歯みがき剤です。
口の中を爽快にしたり口臭を防いだり、炎症を防いで歯周病を予防したりなどさまざまな効能効果があります。
歯みがき剤なので、基本的にはハブラシを使ったブラッシングと一緒に使用します。
使い方は、液体を口に含んで、ぶくぶくうがいで口の中全体に行き渡らせた後に吐き出し、その後、ハブラシでブラッシングをします。
液体ハミガキのメリットは、ペースト状の歯みがき剤に比べて、口の隅々にまで成分が行き渡ること。
そのため歯ぐきのケアなどにもとても有効なアイテムです。
また、研磨剤が入っていないため、よりやさしく歯や歯ぐきをケアすることもできます。
このほかにも歯を磨いた後に水で口をすすぐ必要がないため、災害時などに役立つのが特徴です。
使い分けのイメージとして、液体ハミガキは歯みがき剤と同様にブラッシングと併用するときのアイテムで、洗口液は手軽に口臭を予防したり、口の中をサッパリさせたりしたいときのアイテムといえます。
一見するだけでは見分けづらい「洗口液」と「液体歯磨き」ですが、パッケージをチェックすると、どちらなのかがわかりやすく記載されています。
使用方法の欄にも洗口液なら「すすぐだけ」
液体歯磨きなら「すすいだ後にブラッシングする」・「お口に含んでブラッシングする」といった使用方法が明記されています。
購入の際には、パッケージの裏面もしっかりチェックしたいところです。
毎日使う「洗口液」と「液体歯磨き」は正しく使い分けることで十分な効果を得られます。
大切な歯と歯ぐきを守るために、「使い方」にも気を配ってみてくださいね!