医院ブログ
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こんにちは!!
甲子園口しまはら歯科 院長の島原淳です。
皆様、銀や樹脂の詰め物をした後に痛みが出たりその痛みが持続したご経験はございませんか??
虫歯が残っているからでは…と思われる患者様が多いかもしれません😂
そこで、今回は痛みが出る原因について説明したいと思います!!
①「歯を削ったから」
虫歯が進行している場合、神経の近くまで歯を削る事になります。削った部分が歯の神経に近ければ近い程痛みの症状が出やすいと思います。一般的には経過観察をして症状が軽減していくようであればしばらく様子を見ていく事になると思います。
時間が経っていくと「第二象牙質」と呼ばれる痛みを和らげる層が出来上がってきます。
②「詰め物の種類、接着材による刺激」
歯と詰め物をつけるための接着材、銀の詰め物を選択された場合は金属特有の熱の伝導性により症状が出る事もあります。一般的には経過観察します。
③「詰め物が歯と合っていない」
歯を削った部分と詰め物がしっかり適合していなかったり、噛み合わせが合っていない場合にも痛みが出る事があります。無理やり噛む事で歯や詰め物に負担がかかり、脱離、破損の原因になる可能性があるので無理せずに相談して下さい。
※経過観察していても症状が悪化する場合もあります。その場合は歯の神経を取らなければいけない事もあるので無理せずに相談して頂くことをお勧めします。
痛みに関しては治療が終了してからすぐに出ない事もあり、半年、1年以上経って出る事もあります。
あくまで①〜③に関しては経過観察して様子を見ていける場合です。
脈打つような持続的な痛み、夜間痛(お風呂に入って痛い、寝る前に痛いなど、血流が良くなった時に痛む)など強い痛みが出れば自己判断するのではなくかかりつけの先生に必ず相談して下さい。
最後に!!
虫歯治療が終了してもその歯が虫歯にならないわけではありません…
銀の詰め物、樹脂のタイプはどうしても細菌が付着しやすく、虫歯になりやすいというデメリットもあります。
毎日のご自身でのセルフケアでお口の中を清潔に、また定期的検診を受診して頂く事で健康な状態を維持していきましょう🦷
気になる事がございましたらお気軽に相談して下さい😊