医院ブログ
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こんにちは
甲子園口しまはら歯科 助手・受付のMです。
梅雨も明け、猛暑が続き体力も奪われてしまいますね
そんな中、オリンピックで戦う選手達や、全国大会に向けて頑張っている学生達を見て私も元気をもらっています
さて今回は、抜けた乳歯をどうするか?のお話しをしようと思います。
日本の風習・習わし
皆さんはご自分の抜けた乳歯や、お子様の抜けた乳歯をどうされましたか?
私が子供の頃は、母からの言い伝えで、下の歯は「強い歯が生えますように!」と言いながら家の屋根に向かって投げ、上の歯は同じようにして家の軒下に入れていました。そうすると強い歯が生えてくるとか。
なんとも時代を感じますが・・日本らしいなと思います
海外では
海外では抜けた乳歯を枕の下に置いて寝ると、寝ている間にトゥースフェアリーという妖精がやってきて、歯の代わりに硬貨を置いて帰って行くそうです
こちらは夢があり海外らしく素敵だなと思います
抜けた乳歯は将来役立つ?
抜けた乳歯を思い出にと、大切に保管されている方もおられると思います。
将来役立つか?と言われると、普通に抜けて保管していた歯を再生医療などに使うには、現時点では難しいようです。
ただし、専門の機関で抜いてすぐに適切な処理をして歯の細胞バンクに送ってもらい、必要な手続きやバンク登録・年間保管料などを支払って保存してもらっておくと、その歯の中の歯髄と呼ばれる細胞の部分を使って将来的には全身疾患の治療に使えるようになるかもしれないと研究されているようです。
自然に抜けた歯は現時点では役に立たないかもしれませんが、今後研究が進み、将来的には役立つ時がくるかもしれません。
近頃では可愛い専用のケースも販売されているので保管しておくのもいいと思います
ちなみに当院では、こちらで抜いた乳歯は可愛い歯の形のケースに入れてお渡ししています
なかなか抜けない乳歯があるなど、気になる方はお気軽にご相談下さい