医院ブログ
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こんにちは!甲子園口しまはら歯科 歯科衛生士のYです。
まだ日中の暑さは続いていますが夜は風も涼しくなり秋らしくなってきましたね🍂
今回は口腔ケア用品の選び方についてお話させていただきます。
歯周病予防や虫歯予防に特に大切なのがお家でのセルフケアになります🪥✨
セルフケアで特に大切な歯ブラシと歯間清掃用具に関して選び方をお伝えさせていただきます。
1.歯ブラシ
・手用歯ブラシ
メリット 安くて手に入りやすい、様々な種類があるのでお口や目的に合ったものを選ぶことが出来る、力加減を調整しやすい
デメリット 全体を磨くのに時間がかかる、上手に汚れを落とすのにコツがいる
・電動歯ブラシ(電動歯ブラシ・音波歯ブラシ)
メリット 歯に当て横に動かすだけでいいので手が疲れにくく楽に磨ける、効率よく歯垢除去が出来る、音波・超音波歯ブラシは細菌の塊(バイオフィルム)を破壊する効果がある
デメリット 高価である、磨いた気になりやすい、力の調整がしづらいので歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性がある
🦷🪥コストを低く済ませたい方、正しいブラッシング技術の確立が出来ている方、振動や音が苦手な人は手用歯ブラシがおすすめです!
🦷🪥コストがかかっても良い方、虫歯・歯周病リスクの高い方、手用歯ブラシでの歯磨きが苦手な方、握力の弱い方や手が不自由な方は電動歯ブラシがおすすめです!
2.歯間清掃用具
次に歯の間をお掃除する道具として糸ようじ(デンタルフロス)、歯間ブラシがあります。
1番の理想は、糸ようじ(デンタルフロス)と歯間ブラシの両方を使用していただくことがおすすめです!!
なぜなら糸ようじ(デンタルフロス)は歯と歯の接している狭い部分から歯の間にかけてを、歯間ブラシは歯と歯の間の隙間の広い部分の汚れを除去する目的でそれぞれ得意とする清掃箇所が異なるためです。
🦷🪥ただ歯間ブラシは若い方や歯と歯の隙間の少ないまたは狭い人だと通すことが出来なかったり、難しい場合があるのでそのような方は糸ようじ(デンタルフロス)がおすすめです!
歯周病や年齢などの原因により歯茎が下がったり歯と歯の隙間の広い方は歯間ブラシ+糸ようじ(デンタルフロス)がおすすめです!
糸ようじ(デンタルフロス)や歯間ブラシはデザインや種類がいろいろあるため、出来るだけ自分が使いやすいことや習慣として続けることが出来るものを選択していただけるといいかと思います。
歯ブラシのみの歯垢(プラーク)除去率はだいたい60%といわれています。
そこにプラスして歯間清掃用具を使用していただくことで80~95%まで歯垢(プラーク)除去率を上げることが出来ると言われています!
少しでも長く自分の歯で美味しく食事をしていけるようにケアしていきましょう✨
お家でのセルフケアの方法の確認や磨きづらいなど気になることがありましたら、気軽にお聞きくださいね😊🪥