医院ブログ
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こんにちは歯科衛生士のYです!
今回は、歯並びと舌の関係を少しお話しします!
歯並びが悪くなる原因は、遺伝もありますが
口腔習癖、環境要因も大いにあります!
その一つとして、舌が関係してきます!
顎の骨が成長する過程では、
まず上の顎の成長から始まります。
その成長に合わせて噛み合わせながら
下の顎がついついき、成長していきます。
そしてその、上の顎の成長に関係するのが舌の位置なんです
この記事を読んでくださっている時、
あなたの舌はどこにいましたか?
「上の顎に付いてます」が正解です
「口が開いていて舌は下がってます」と言う場合は低位舌の状態で、口呼吸になっている可能性があります。
お子さんの顎の成長は、12歳臼歯が生えてくるまでずっと起こって行きますが、
日頃、お口が開いていることが多い場合、顎の成長に遅れが生じていき、歯並びが悪くなっていきます。
お口を閉じる事
舌は上の顎についている事
まずここから気にしてみましょう
そして、何故、口が開いてしまうのか…
それにも原因はあります。
その一つは姿勢です
舌は筋肉でできていますが、
筋肉を覆う膜、筋膜は、
実は頭頂部からつま先まで繋がっているため、
姿勢が悪く、背中が曲がってしまうと
舌は後ろへ引っ張られてしまい、
舌は上の顎から離れやすくなります。
舌が上の顎から離れると、今度は、口が開きやすくなってしまいます
では、試しに口が開いた状態で、舌を上の顎につけてみましょう
全くつかない人、
着くけど舌の先だけの人、
全体についた人、
ついたとしても、無意識にこのような形にはならないと思います。
つまり、舌が上の顎についている状態は、口が閉じていることが条件になるという事です
そのために、姿勢を正しく維持する
昔からよく言われる事ですがとても大切です
では、そのニ!鼻呼吸です
マスク生活が増えて、息苦しい日々が続く中で、口呼吸になってしまっていませんか?
口を開けた状態で、鼻呼吸してみてください
いかがですか?
できない人、
一度舌を上の顎につけてみてください!
いかがですか?
口を開けた状態で鼻呼吸するには、舌が上がっている状況で、口からの呼吸を遮断する事で、
鼻呼吸が成立します
では、今度は口を閉じた状態で、上の顎に舌をつけて鼻呼吸してみてください
鼻呼吸で深呼吸ができるようになりましたか?
鼻呼吸を意識する事で、お口も閉じて舌も上がり、深い呼吸ができるようになります
自律神経を整えるためにも鼻呼吸をすることは身体にとってもとても良いことですので、
少し気にしてみてください
歯並びと舌の関係はとても深いです!
これもごく一部の紹介になります
またの機会に他にもあげていきますね