医院ブログ
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こんにちは 😀
甲子園口しまはら歯科、歯科衛生士のYです。
今回は、う蝕・歯周病に続く“第3の歯科疾患”といわれる
『Tooth wear』について取り上げてみたいと思います!🌻
Tooth wearとは🌟
「むし歯でもないのに、歯が溶けたり欠けたりする事」をいいます。
下記の原因によって起こります。
①咬耗・摩耗・・・歯ぎしり・くいしばり・オーバーブラッシング
歯の先や咬む面がすり切れたように平らになっていたり、
歯茎の際の歯がすり減ってくびれていたり、
その部分が黄色っぽくなっている歯はありませんか?
②酸蝕・・・細菌が産生する以外の酸によって歯が溶けること
酸の強い飲食や、酸性の内服薬、または
嘔吐、逆流による胃酸など、によって、
エナメル質の表面が溶けてしまっている歯はありますか?
Tooth wearは、痛い・しみるなど、症状があってこられても、
う蝕が見つからない場合、Tooth wearを疑い、診察します。
歯質の損失が進行していかないように、マウスピースや飲食物の指導、ブラッシング方法の指導などをさせていただくことがあります。
う蝕ではない状態でのことを挙げてはいますが、
Tooth wearを見逃したままにしておくと、
特に咬耗がある方は、歯に微量な亀裂が入っていることも多く、
その亀裂からう蝕になってしまうこともとても多いので、
そうならないように、どう予防していけばいいのか
定期検診などをしながら、一緒に考えていけたらと思います🌷