医院ブログ
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皆さんこんにちは!歯科衛生士のRです✨
11月になり急に寒くなり、冬が近づいてきてますね❄️
風邪を引きやすい時期になりますが、気を付けていきましょう!
患者様からよく聞かれる「入れ歯が出来るまで何回かかりますか?」についてお話します。
患者様によって様々ですが、入れ歯が完成するまで大体2~4回かかります。
そこで今回は入れ歯が出来上がるまでの流れを説明していたいと思います✨
部分入れ歯の場合
①歯を削る・歯や歯茎の型取り
⇓
②噛み合わせの確認
⇓
③入れ歯の排列・試適
⇓
④完成
総入れ歯の場合は先程の流れの①の歯を削るが不要です。
残っている歯が多い場合は②が不要な場合もあります。
また1本のみの入れ歯の場合は①の次に④のみの場合もあります。(②・③が不要となります。)
これが入れ歯が出来るまでの流れです🦷
では1つずつ過程を説明していきます。
①歯を削る・歯や歯茎の型取り…まず部分入れ歯の場合、入れ歯を支えるために入れ歯が入る隣の歯にばねをかける必要があります。
そのためにあらかじめ歯を少し削ります。
※総入れ歯の場合、ばねが不要の為この工程は不要です😊
次に、歯や歯茎の状態を把握するために印象材という粘土のような材料で型取りします。
型取りが終わりましたら石膏という材料を上から流していき、模型を作ります。
②噛み合わせの確認…模型の上でワックスを用いて噛み合わせの土台を作ります。
そしてワックスを患者様のお口の中に入れて噛み合わせを確認していきます。
③入れ歯の排列・試適…人工歯やばねを仮に並べ仮の入れ歯を作ります。
仮の入れ歯を患者様のお口の中へ入れて、歯並びやばねを確認します。
④完成…入れ歯の試適が終わりましたら、技工所に提出し入れ歯を完成させます。
出来上がってきた入れ歯を患者様のお口の中で調整して使用いていただく形になります。
また、例外として即時義歯というものもあります。
通常の入れ歯は抜歯してから、2~3か月歯茎の治癒を待ってから型取りしていくのが一般的です。
しかしこの即時義歯は歯を抜く前にあらかじめ型取りをします、そして模型上で仮想的に歯を抜歯して入れ歯を作ります。
そして抜歯当日、実際歯を抜いた後にすぐに入れ歯を入れる形となります。
もちろん即時義歯は保険適応での治療です。
入れ歯は完成して終わり!というわけではありません!!
完成した入れ歯を実際に使ってもらい、細かく調整をする必要があります。
入れ歯を長く快適に使用するためにも、1~3か月に1度は定期検診を受診して確認・調整することが大切です😊
もしなにか分からないことがありましたら、聞いて下さい🦷✨