西宮市甲子園口の歯科・歯医者|甲子園口しまはら歯科

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妊娠と歯周病の関係とは?

こんにちは🌸歯科衛生士のYです!

妊娠すると、歯科検診に行きましょうと必ず産婦人科から言われます😊

むし歯の治療なども大切ですが、

妊婦さんにとって、歯周病がお腹の中の赤ちゃんへの影響に繋がることから

最も重要な検診のひとつになります☘️

では、妊娠と歯周病にはまず、どのような関係があるのでしょうか?

 

女性の月経周期では、女性ホルモンが増加していきます。

この女性ホルモンを栄養源とする歯周病細菌(プレボテラ・インターメディア)が増殖するため、歯周ポケット内の歯周病原細菌の数や割合が増加することにより、

妊娠にかかわらず、月経周期が来ると、歯肉の炎症が起こりやすくなります😭

 

そして、妊娠すると、その女性ホルモンである

黄体ホルモンは月経周期ピーク時の約10倍‼️

卵胞ホルモンは約30倍に増加します‼️

 

血中濃度と同様に唾液中の女性ホルモンも妊娠1ヶ月から上昇し、

9ヶ月でピークに達すると言われています。

そのため、妊娠期には女性ホルモンの劇的な増加に伴い、歯周病原細菌(プレボテラ・インターメディア)が増殖し、

通常の月経周期より遥かに歯肉の炎症が起きやすくなります😭

 

炎症が重症化してしまい、口腔内環境が悪くなってしまうと…

早産、低出生体重児のリスクに繋がります💦

炎症が重症化することで、歯周組織中のプラスタグランディンという物質が増えてしまうのですが、この、「プラスタグランディン」という物質が、

“陣痛促進剤”に使われる物質と同じであるため、歯周病が重度になればなるほど、陣痛促進剤を自らの体内で作り出してしまうことに繋がってしまいます。

そうすると、子宮を収縮させたり、子宮頸部の拡張を促したりして、出産を促進する作用があるため、早産を引き起こすリスクが高まります🥲

 

ですが、ご自宅でのブラッシングによる口腔清掃と、

歯医者でのクリーニングによって、清潔に保てていれば、

炎症が重症化する心配はありません😁✨

細菌達の住処である歯垢(プラーク)を取り除くブラッシングを心がけましょう❣️

 

妊娠中は、口腔内だけでなく、心身ともに様々な変化に直面するため、

人それぞれ、状況は同じではありません☘️

 

歯医者に足を運ぶことも”やっとの思いで…”という方も多いと思います。

つわりで歯磨きができなかった方…

たくさんいらっしゃいます😊

焦らず、出来ることを身体第一に考えて少しずつ行いましょう🌷

力いっぱい磨く必要もありません👍

歯磨き粉がダメな時は水磨きでしてみましょう!

歯ブラシがダメな時はしっかりうがいをしてみましょう!

出来るようになったら、優しく、

歯茎を傷つけすぎないやわらかめの歯ブラシなどで磨いていきましょう🎶

そして、歯医者に行けるようになった時に、

歯科衛生士がしっかり綺麗にクリーニングさせていただきます🌸

 

体調がなかなか優れず、久しぶりの歯医者になってしまって

緊張される方もたくさんいらっしゃいます😊

是非気持ち楽にして、検診に来ていただけるよう、寄り添えたらと思います🌷

 

 

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