西宮市甲子園口の歯科・歯医者|甲子園口しまはら歯科

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甲子園口 歯医者のコラム

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子どもの口腔習癖👄

こんにちは!甲子園口しまはら歯科 歯科衛生士のYです。

秋になり過ごしやすい日が増えてきましたね🍂

今年は少しでも長く過ごしやすい日が続いてほしいですね🍠🐛

 

今回は、子どものお口の癖(口腔習癖)についてお話しさせていただきます!

口腔習癖とは、日常の生活の中で無意識に行っている口に関連した癖のことをいいます。

・吸指癖(指しゃぶり)

・口唇閉鎖不全(唇を閉じずお口ポカン状態)

・咬唇癖(唇をかむ癖)

・舌突出癖(前歯の間から舌を出す癖)

・咬爪癖(爪を噛む癖) などが口腔習癖にあたります。

また、それ以外に広い意味としてお口に影響を与えるさまざまな癖を態癖といいます。

・頬杖

・うつ伏せ寝 など

これらもお口の機能の発達や歯並び・かみ合わせに影響を及ぼします。

 

⚠️口腔習癖は口の周りの筋肉のバランスを悪化させ、歯並び・かみ合わせに異常を引き起こしお口の機能の発達に悪影響を及ぼします

また、各口腔習癖は人によって1つではなく、複数の口腔習癖が併発していることも少なくありません。

 

🦷それぞれの口腔習癖について🦷

1️⃣吸指癖(指しゃぶり)

指しゃぶりは一般的に悪いことと思われているかもしれませんが、発達する過程における生理的な行為で不安や緊張を和らげ安心感を得るためにもなるものです。

しかし、頻度や継続期間によっては歯並び・かみ合わせへ悪影響を及ぼします。

1~3歳までは、生理的なもので不安や緊張の解消のために行っている場合があるので無理に辞めさせるのではなく温かく見守りましょう😌

4歳を過ぎても指しゃぶりをしている場合、かみ合わせや歯並びへ影響(出っ歯や開咬)が出る可能性があるため辞めさせることが望ましいです!

➩やめさせ方や対策としては

・抱っこやハグなどのスキンシップで安心感を与えること

・手や指を使った遊びをして指しゃぶりから意識を他に向ける事

・指しゃぶりをしていると歯並びがどうなるのかを視覚的に教えること

・指しゃぶりをやめる日を設定して達成出来たら褒めたりご褒美をあげる など

 

2️⃣口唇閉鎖不全.口呼吸

口唇閉鎖不全とは、安静時に本来閉じているべきお口が開いたままになっている状態をいいます。

本来安静時には舌の先端は上あごの前歯の付け根あたりから舌全体は上あごの裏に付いている状態で、歯はかみ合わさずに唇が閉じている状態が正しいといわれています。

お口ポカンは舌や口周りの筋肉の弱さが1番の原因と言われています。

➩対策としては

・あいうべ体操

・舌のトレーニングをする

・鼻呼吸の練習をする

・風船を膨らましたり、風船ガムを膨らます練習 など

 

3️⃣咬唇癖

唇で歯をかむ癖のことをいいます。

唇を巻きこんでかむことで前歯が傾斜して出っ歯になったり、かみ合わせが悪くなる原因になります。

 

4️⃣舌突出癖

舌を出したり、舌で前歯を押したりする癖のことをいいます。

舌で前歯を押すことにより出っ歯や交叉咬合(交叉したかみ合わせ)、開咬(奥歯で噛んだ時に上下の前歯の間に隙間が空いているかみ合わせ)の原因になります。

また、舌足らずなしゃべり方になったりと発音にも影響が出てきます。

 

5️⃣咬爪癖

ストレスや不安、退屈さから無意識のうちに爪をかむ癖のことをいいます。

爪を噛むことによって継続的に力がかかることで出っ歯や開咬の原因になったり、エナメル質を傷つけたり歯が欠けることもあります。

また、顎関節症になるリスクも高まるといわれています。

(1️⃣2️⃣に関しては簡単にお家でも実践できる対策方法もあるため書いています。)

 

 

 

 

 

 

 

 

どの口腔習癖も継続的にしてしまうと歯並びやかみ合わせに悪影響が出るため、年齢にもよりますが早めの対策やトレーニングをすることがおすすめです🐣🪄

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