医院ブログ
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皆さん、こんにちは歯科衛生士のRです!
今年は残暑が厳しく長引きそうですね💦
季節の変わり目で夕立だったり、突然雷が鳴ったりして天気が不安定ですね☔⚡
今後夏の疲れに気を付けて行きたいところです。
突然ですが、皆さんお口の中にある銀色の詰め物には何個か種類があることを知っていますか?
過去に虫歯治療を経験された方は、銀色の詰め物をされてる方もいらっしゃると思います。
この銀色の詰め物には大きく分けて2種類あります。
ただ、歯科医師会では、身体への悪影響を及ぼす可能性があるため、廃絶する方向になったそうです。
2016年以降は保険適用外となり、現在歯科では使用されていません。
何故Amが良くないのか含めて、それぞれメリットとデメリットがあるので説明します。
まずInのメリット
1:保険適用のため値段が安い。
2:CR(プラスチックの詰め物)と比べて強度がある。
3:比較的範囲の広い虫歯にも対応可能。
以上です。
次にInのデメリットとして
1:見た目が銀色なので審美性が悪い。
2:CR(プラスチックの詰め物)ほどではないが経年劣化が起こる。
3:歯や歯茎が黒ずむことがある。
4:金属アレルギーの可能性がある。
5:汚れが付きやすい。
以上です。
保険適用という事もあり、多く使用されています。
次にAmのメリットとして
1:小さい虫歯の詰め物として向いている。
2:歯を多く削らなくて良い。
3:歯との隙間が出来にくい。
4:二次的な虫歯になりにくい。
5:汚れが付きにくい。
以上です。
次にデメリットとしては
1:Inと比べて口の中で劣化し腐食しやすいこと。
2:歯に接着しない。
3:見た目が金属色なので審美性が悪い。
また、光沢感がないのでInと比べると、黒っぽくみえる。
4:歯や歯茎が黒ずむことがある。
5:Amには多くの水銀が含まれていること。
以上です。
ではInとAm見分け方はあるのでしょうか❓
Amは数年経過していると劣化し黒く変色してきます。
また、光沢感がなくくすんでるとAmかもしれません。
現在、AmはほぼCR(コンポジットレジン)と呼ばれるプラスチックの詰め物が代わりに使用されています。
(⚠️Inになる場合もあります。)
Amが使用されていない理由としてはデメリットの5で上げた通り、水銀を多く含んでいるためです。
水銀が少しずつ溶けて体内に蓄積し、健康被害に繋がる可能性があります。
患者様の中にはAmを外して欲しいと言われる方もいます。
気になることがございましたらお 気軽にご相談ください😊