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お餅と歯のトラブル

こんにちは。甲子園口しまはら歯科、歯科衛生士のFです。

2021年も残りわずかとなりました。

もうすぐクリスマス、そしてお正月もすぐですね。

お正月といえばお餅ですね!

お正月にお餅を食べる習慣の起源は平安時代なのだそうです。

健康と長寿を祈願し、宮中で行われたお正月行事「歯固めの儀」に由来するそうです。

お餅は長く伸び切れないことから長寿祈願に結びつけられていたとか。

お餅を美味しく食べてお正月を満喫するために今回はお餅と歯のトラブルについて簡単にお話します。

 

  • 入れ歯をいれている方

取り外しのできる入れ歯は、粘着力の高いお餅を食べると外れてしまうことがあります。

お餅を食べる時、可能であれば入れ歯を外して食べましょう。

入れ歯を入れたままの状態で食べる時は一口大に小さく切って召し上がって下さい。

また揚げ餅にするなどお餅を加工してくっつきにくくすることもお勧めです。

 

  • 治療中の歯がある方

仮蓋をしている歯がある場合、粘着力のあるお餅を食べると仮蓋が外れる可能性があります。

治療途中の歯を使わないように注意して下さい。

 

  • 虫歯への注意

歯にくっつきやすいお餅はくっついたままの状態が続くとその部分から虫歯になってしまいます。

お菓子やチョコレートと違うからと言って、軽く考えてはいけません。お餅も炭水化物ですので、虫歯の原因になります。

お餅を食べたあとはいつもより丁寧に歯磨きをするようにして下さい。デンタルフロスや歯間ブラシを使うとより効果的です。

 

その他にもセメント(詰め物をとめる接着剤)が劣化したり虫歯になっている場合、お餅を食べることによってお口の中に入っている詰め物や被せ物がとれてしまうことがあります。

もし詰め物が取れてしまった場合は状態によってはそのまま戻せることもあるので保管して受診時に持っていくと良いでしょう。

 

年末までまだ少し時間があるのでご心配な方は歯科医院で検診を受けておくのも良いかもしれませんね。

何かあればいつでもご相談下さい☆

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