甲子園口しまはら歯科

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喫煙と歯周病

みなさま、こんにちは🍒

甲子園口しまはら歯科、受付助手のSです。

3月も終わりに近づき、桜が咲き始めましたね🌸

お花見が楽しみです🎵

 

さて、みなさまは喫煙と歯周病の関係をご存知ですか?

今回は喫煙と歯周病の関係についてお話していきます🚬

 

たばこが身体に様々な影響を及ぶすことは、ご存知の方も多いと思います。

体への影響と言えば、臓器などの体の中を想像しませんか・・?

お口は体の一部ですし、体の中のどの部位よりも真っ先に吸収されますよね?

 

そうなんです・・・お口の中にもしっかり影響を及ぼすんです😵💦

 

喫煙者は、非喫煙者に比べると・・

歯周病にかかりやすいだけでなく、歯周病が重化しやすいとも言われています。

 

たばこの煙や成分はまず、口の中の粘膜や歯茎から吸収されます。

ニコチンは血管が収縮し、歯茎の血行が悪くなる・・つまり血液の循環が悪くなります。

煙に含まれる一酸化炭素は、体が酸素を取り込もうとするのを妨げます。

そうすると、歯茎に充分な酸素が行き渡らなくなり、歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなってしまいます😭

ニコチンは更に、体を守る免疫機能も低下させます。

 

歯周病菌は、歯周ポケット(歯と歯茎の間にある溝)の中に繁殖します。

歯周ポケットは酸素が少ない環境になっているので、酸素が苦手な歯周病菌が繁殖しやすい環境になっています。

 

歯周病予防と言われると、歯石除去をイメージされると思います。

なんで歯石を取る必要があるか・・

歯石の表面がざらざらしていて、そこに細菌が繁殖しやすいからです😯!

(細菌は体内に入り込もうとしてきます👾)

 

そして、たばこを吸うとヤニがつきますよね?

ヤニがつくと歯の表面がざらざらします。歯石もざらざら・・

歯と歯茎にとってはダブルパンチ👊💥👊です・・・・

(ちなみに歯に付いたヤニからはじわじわとニコチンが染み出てくるそうです💦)

 

歯周病菌が発する毒素は、歯周ポケットを深くしながら歯を支える骨を溶かします。

そして、一度溶けた骨は元に戻りません😢

歯を支える骨が溶けていくと、歯がぐらぐらと揺れてきます。

歯がぐらぐらすると食べ物が噛みにくくなりますし、周りの歯や歯茎に悪影響を及ぼします。最悪の場合抜かないといけなくなります😲

そうならない為にも、歯周病の進行をくい止めることは大切ですよね✨

 

当院では歯周ポケットの深さを測る検査(歯茎の状態や歯周病の進行度合いの検査)をしますが、その時にどのくらい出血があるか(出血率)も一緒に確認します。

 

歯茎から血が出るのは、なんらかの炎症という体からのサインです。

ですが、喫煙者は血管が収縮し、血行が悪くなっているため、歯茎の出血や腫れが出にくくなります。

炎症が目に見えて現れにくいので、気付かぬうちに歯周病が進行している・・なんてことも!

怖いですよね~😵

 

喫煙が歯周病と関係しているのはこういった理由からなんですね😌

 

また、非喫煙者にくらべると、喫煙者は歯周病治療の効果があらわれにくいと言われています。

喫煙者の方が、回復力が弱いです・・😭

(たばこに含まれる成分によって、歯茎を形成するための組織が作られにくくなります😱)

 

禁煙すると、血流もよくなり、免疫が高まることによって回復しやすくなります。

回復力が高まると、歯周病治療の効果もでやすいですよね🌟

 

禁煙は歯周病のリスクが減るので、ある程度進行した歯周病にも有効だと言われています。

 

急に禁煙はむずかしいかもしれないので、まずは、たばこの本数を減らすことからはじめてみませんか?

そこから禁煙につなげていけるといいですよね・・💕

今からでも遅くないので、喫煙されてる方は是非、禁煙考えてみてください😊

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