こんにちは！！
「甲子園口しまはら歯科」院長の島原淳です😄

乳歯が抜けてたのですが、「歯が生えてこない」のは大丈夫ですか？？と患者様からよく質問されることがあります。

歯が生えてこない理由は、
①生まれつき歯が存在しない「先天性欠如」

「先天性欠如」に関して、生まれつき永久歯が少ないお子様は、約10人に1人という報告もあるみたいです。1〜2本から10本以上も少ない方もいるようです

②歯は存在するが生えにくい「萌出障害」

「萌出性障害」で歯が生えてこない理由として次のような原因が考えられます。
⑴歯胚（歯の卵）の場所や向きに問題がある
⑵歯胚の生える先に妨げになるもの（余分な歯など）がある
⑶歯が生えるための隙間がない
⑷骨と歯が癒着（くっついている）している

歯が生えてこない状態を長期放置しておくと、噛み合わせが悪くなる可能性があります。

 

歯が生えてこない原因は、ほとんどの場合はお口の中を見ただけでは分かりません。原因を把握し、治療が必要かどうか調べるため、「パノラマエックス線撮影」という口腔内全体を映し出すレントゲン写真の撮影をお勧めします。
永久歯の場所や向き、数、余分な歯の存在など、色々な情報を得ることができます。

お子様の歯が生えてこないなど、気になることがありましたら、かかりつけの歯医者さんで「パノラマエックス線写真」を撮って調べてもらいましょう😄

まだまだ暑い日が続きますが、皆様体調にはお気をつけ下さい。

気になることがございましたらいつでもご相談ください。